青年劇場『星をかすめる風』での運営サークルの活動はなかなか苦しい1か月でした。退会者が7名と僅かだったにも関わらず、新入会8名の獲得には最後の最後まで苦労しました。例会日前日になって女子大学生が連絡をくれて入会、ギリギリでの前例会クリアとなりました。しかし、劇団の皆さんの歓びの言葉から、心から「前例会クリアがなって本当に良かった」と思いました。
初日には劇団側との顔合わせを急きょ行うことになり、こちら側のメンバーが少なくて申し訳ない思いでした。劇団の皆さんの言葉からは気力十分な雰囲気が伝わってきて、開演が待ち遠しいと思わせました。小川理事長には記念のサイン色紙が贈られました。
いつもの相関図やウエルカムボードも劇団のメンバーは熱心にご覧になっていました。
この例会で特筆すべきは、県中部地区の高校演劇部の生徒40名と顧問を招待したことです。もちろん劇団側のご理解があっての実現でしたが、多感なこの年代に大変素晴らしい舞台を観てもらうことで、生涯演劇を観続けるか或いは創造団体に所属して生涯演劇をつくり続けるか、そういった選択をしてもらいたいという願いがこもっています。
2日目終了後には、役者・制作7名と市民劇場事務所で交流会を行いました。会員からは芝居の感想、役者たちからは日頃の熱心な演劇人ぶりが伝えられました。実に演劇鑑賞団体ならではの活動だったと感じました。