10月26日から27日にかけ三島市で、静岡県演劇鑑賞団体連絡会議 第36回総会が開かれました。
二日間で県内10の鑑賞会から45名、創造団体は21劇団(プロデュース団体含む)から22名の参加を得て、活発な討議が展開されました。なお、県演鑑連の年度は9月から8月までです。
今年5月の『ミュージカルO.G.』例会を最後に解散を決めた下田市民劇場の解散までの経緯、合同例会の在り方と今後の展望、県ブロック事務局長からの「合同例会の解消を前提とした、現状の身の丈にあった年間4例会の提起」などについて、それぞれの団体の立ち位置から発言がありました。2025年までは劇団とのステージ数を約束した関係上、現状の枠組みで進むしかありませんが、それ以降は合同例会の在り方を見直す形になっていくでしょう。
初日の討議後は懇親会を兼ねた夕食会が開かれました。劇団からの参加者は制作者の方を中心に俳優の方も参加しています。全国の鑑賞会を回っている方々のお話を聴くことは鑑賞会側にとって貴重な機会です。様々な話の華が各テーブルで2時間に亘って咲きました。交流会は宿泊するホテルに入ってからも続きました。
二日目は『提起された年間4例会』についての討議、決算と予算についての承認が行われました。最後に劇団側2名の方から二日間の感想が述べられ、昨年に比べても活発な討議がされていたと評価されました。最後に沼津市民劇場の遠藤事務局長から「『未来の会員や役員から、過去の鑑賞会の役員達が頑張ったから今があるんだよね』と語られるような活動を続けていきましょう」と、力強い閉会の挨拶で総会が終了しました。